令和7年度(2025年度)
吹田市健康づくり推進事業団 事業計画
【事業実施の方針】
事業団は、健康の大切さを広く市民に発信していくとともに、市民の主体的で継続的な健康づくりの取組を支援していきます。令和7年度においても引き続き、吹田市及び医療保健関係団体、福祉関係団体、体育関係団体等との連携のもと、市民のライフステージに応じた健康づくり事業を実施します。
大型のイベントとして、医療保健関係団体をはじめとした各種団体の専門的知識による測定・相談・指導・情報の発信等を集結した「みんなの健康展」と、地域スポーツ関係団体を始めとして、大学や高校、企業の協力による、運動と健康啓発を組み合わせた「チャレンジDAY」を開催することで、市民が楽しみながら健康に触れ・知り・体験する機会を提供します。
また、「健康まちづくり支援事業」では、商店街の活性やまちの賑わいを目的としてイベントを開催する事業者や団体、また公園等の指定管理者との繋がりを強固なものにしていくとともに、新たな民間企業との連携体制を構築し、身近な場所でさまざまな健康情報に触れる機会を提供します。さらに、公園などで誰もが気軽に参加できる講習会を開催するとともに地域で活動する団体等からの健康づくりに関する相談や依頼に応じることで、地域住民の自主的な健康づくりを支援しながら地域との関係をさらに深めていきます。
吹田市が「健康・医療のまちづくり」として取り組んでいる健都との関りについては、吹田市及び健都共創推進機構等と連携しながら、大型イベントの場を活用して実証事業を実施するとともに、健都で創出された新たな知見・サービスを各地域で享受できるよう人・場・情報をつなぐ取組みを進めていきます。

1. みんなの健康展
医療・保健をとおして、市民の健康づくりの意識向上を図り、市民に親しまれ、市民参加型の啓発イベントとして、医療三師会をはじめ、保健関係団体等を中心に「みんなの健康展実行委員会」を組織し開催する。
開催予定日: |
9月 6日(土) |
13:00~17:00 |
9月 7日(日) |
9:30~16:00 |
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会場: |
メイシアター(吹田市文化会館) |
事業内容: |
市民の健康づくりへの啓発を目的に、統一テーマを設定し、医療団体など、参加団体による趣向を凝らした展示や催し等 |

2. 吹田市民健康づくりフェスティバル
2025チャレンジDAY ~みんなで体を動かそう~
家族で楽しく体を動かしながら、様々な健康に関する情報に触れることで、健康への意識が高まり、日常生活の中で健康づくりに取り組もうという気持ちが育むことを目的として、地域で健康づくりを推進する体育4団体を中心に、企業、学校、団体等の協力のもと開催する。
開催予定日: |
11月9日(日) 雨天の場合 11月16日(日) |
会場: |
千里北公園一帯 |
事業内容: |
主に親と子をターゲットとして、各種スポーツ体験に加え、食育、体力テスト、ミニ講座など、楽しみながら健康を意識できる内容を各団体や大学等に企画・運営してもらう。 |

3. 健康づくり教室事業
生活習慣病を予防するためには、体を動かすことを習慣化することが重要である。専門的知識を有した指導者のもと、自分の年齢や体力に合った正しい運動強度や頻度等を習得し、継続して健康づくりに取り組んでもらうことを目的として、次の教室等を実施する。
(1) ヘルストレーニング教室
ストレッチや筋力トレーニングを主体に、ジョギングなどの有酸素運動を組み合わせたプログラムを実施する。
対象者中学生以下は除く
実施回数及び時間週2回 月曜日・木曜日
18:00~19:30
18:45~20:15の2部制
会場片山市民プールトレーニング室
(2) レディースヘルストレーニング教室
女性の年齢による身体の変化を意識して、筋力トレーニングやストレッチを主体に、軽いジョギングなどの有酸素運動を組み合わせたプログラムを実施する。
対象者中学生以下は除く(女性のみ)
実施回数及び時間週2回 水曜日・金曜日 10:00~11:30
会場片山市民プールトレーニング室
(3) シェイプアップ体操教室
軽快なリズムに乗って楽しく体を動かす有酸素運動と、リラクゼーションを目的としたストレッチを組み合わせたプログラムを実施する。
対象者中学生以下は除く
実施回数及び時間週1回 水曜日 13:30~15:00
会場片山市民プールトレーニング室
(4) ヘルシーウォーキング教室
健康づくりに最も取り組みやすいウォーキングの基本を学ぶとともに、歩くために必要な筋力トレーニングやストレッチを組み合わせたプログラムを実施する。
対象者中学生以下は除く
実施回数及び時間週1回 火曜日 10:00~11:30(7・8月は休講)
会場総合運動場
(5) ウォーキング会員事業
生活習慣病予防などに効果があるウォーキングを日常生活の中で習慣化し、それをいつまでも継続していくために、足腰に負担の少ない正しい歩き方を実践するとともに、「筋力」「バランス機能」「柔軟性」を高めることの必要性を理解してもらい、独自の目標達成に向けて一年間自分で積極的に身体づくりに取り組んでもらう。
年度当初に講演会と測定会を実施し、年度終わりに「達成証」を渡す。
(6) 健康づくり実践教室
フタバボウルとの共催事業「ボウリングで健康づくり(ボウリング同好会)」
対象者 概ね55歳以上
会場 関大前フタバボウル
実施回数及び時間 週1回 火曜日 10:00~12:00(祝日除く)

4. 健康まちづくり支援事業
駅前商店街や公園等で、事業者が開催するイベントにおいて、団体や企業、また大学等と連携して健康に関する情報を発信するとともに、地域で活動する市民団体や社会福祉法人および地域事業者等とのネットワークを強め、地域の実情に応じて健都関連企業の持つ機能を活用・コーディネートしながら、地域住民主体の活動を支援する。
事業内容 |
① |
商店街やまちの賑わい創出を目的とする催しの場で健康情報を発信する。 |
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② |
地域における市民活動の場等において、健都関連企業をはじめ、事業団が有するネットワークを活用し、各種測定や相談、ワークショップ等、健康に触れ、知り、体験する機会を提供する。 |
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③ |
市内各地域で健康づくりにかかる事業を展開し、市民の健康意識の高揚を図り、地域活動団体等からの依頼などに応じて実践的な指導等を行うことにより、地域住民等が主体的に健康づくりの取組を継続できるように支援する。 |
実施期間 |
通年 |

5. 健康情報の収集と提供
市民の健康づくりへの動機づけを促すとともに、個人に適した健康づくりの方法等について、適切な情報を提供するため、情報誌やパンフレット等を発行する。
(1) 情報誌「健康すいた」の市内全戸配布
発行予定 |
年1回発行 |
作成部数 |
8ページ 約192,000部 |
(2) 健康パンフレット等の配布
- 「日本列島縦断に挑戦」
- 「健康ウォーキングガイド」
- 「吹田さんちのお買いもの便利帳」
(3) その他
- HPやINSTAGRAMによる事業案内や健康づくりに関する情報の発信
- 事業ごとのパンフレット、ポスター、チラシ等の配布

6. 健康づくり調査研究
(1) |
健康づくり事業の進め方について調査研究 |
(2) |
その他 |

7. 研修
健康づくりを楽しく安全にすすめるためには、一人ひとりの健康状態や生活環境に応じた健康づくりを指導できる人材が必要であるため、健康運動指導士、健康運動実践指導者の登録更新認定講習会へ参加させ、さらなる指導の充実と育成、研鑚を図る。
また、職員においては、適切な団体の運営に向けて、公益法人協会発行の実務専門書や内閣府公益法人メールマガジン等で法改正等の最新情報の収集に努める。

8. 賛助会員制度の普及及び会員の増員を図る
団体及び個人会員に対し、事業団への理解を深めるとともに、幅広く賛助会員加入の呼びかけを行い、事業団の財源の一助とすべく努力する。

9. 関係団体との連携強化を図る
(1) |
市内各大学等との連携 |
(2) |
住民主体の健康づくりの取組に向けた地域団体や地域事業者等との連携 |
(3) |
企業との連携 |
(4) |
健都共創推進機構との連携 |
(5) |
その他 |