平成31年度(2019年度)
吹田市健康づくり推進事業団事業計画
我が国では、平均寿命が世界有数の高水準に達し高齢者人口が増加する中、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間である健康寿命を延ばすことが、喫緊の課題となっています。
健康寿命を延伸するには、個人の健康意識に基づき一人ひとりが生活習慣の改善に取り組むことが重要であり、その取り組みを社会全体で支援していく環境を整備することが求められています。
吹田市では、健康すいた21(第2次)や吹田市「健康・医療のまちづくり」基本方針等において、予防医療や健康づくりの推進による市民の健康寿命延伸施策を総合的に取り組んでいます
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健康づくり推進事業団におきましても、平成3年の設立以降、関係団体等の理解と協力のもと、行政施策との連携を図りながら、健康づくり事業を推進して参りました。
平成31年度(2019年度)につきましては、関係団体との連携を深めながら、昨年度に実施した事業をさらに充実させるとともに、新たな事業として、子育てや仕事に追われ、自己の健康管理を後回しにしてしまいがちな女性が、自らの健康に目を向け、生涯を通じて充実した日々を過ごすことを支援する機会として、女性向けの健康啓発イベントを実施いたします。
さらに、今後、健康づくりに対する市民一人ひとりの意識を醸成させるとともに、社会全体に働きかける事業の充実を図り、総合的な健康づくり事業を推進していけるよう、組織の有用性を高め、企画調整力を強化して参ります。
今後も事業団は、多様化する市民ニーズを踏まえ、循環器病の予防など、現代社会の課題に即応した各種健康づくり事業を推進しながら、「健康寿命の延伸」と「生活の質の向上」を目指し、市民一人ひとりの主体的な健康づくりを支援できるよう取り組んで参ります。
1.みんなの健康展
医療・保健をとおして、市民の健康づくりの意識向上を図り、市民に親しまれ、市民参加型の啓発イベントとして、医療3師会をはじめ、保健関係団体等を中心に「みんなの健康展実行委員会」を組織し実施する。
開催予定日 |
9月7日(土)13:00〜 |
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9月8日(日)9:30〜 |
会場 |
大和大学 |
事業内容 |
統一テーマを設定し、医療3団体など、参加団体による趣向を凝らした展示や催し等 |
2.(仮)春の女性まつり
家事や子育て仕事に追われ、自身の健康管理を後回しにしてしまいがちな女性が、自らの健康に目を向け、健康づくりを実践できるよう支援することを目的とし開催する。
開催予定日 |
平成32年3月7日(土)9:00〜 |
会場 |
千里ニュータウンプラザ等 |
事業内容 |
女性の健康に関する展示や催し、乳がん・子宮がん検診の啓発、美容に関する講座等 |
3.吹田市民健康づくりフェスティバル
「いつでも、どこでも手軽に運動を楽しむ中で健康づくり、仲間とのふれあいづくりを目指す」という主旨のもとに、市民のニーズに応じた事業を実施する。日常生活を基本にして、地域で健康づくりを推進する体育4団体を中心に青少年指導員会、こども会育成協議会等の各種団体による実行委員会を組織し、健康づくりに励む積極的な市民参加のもとで春と秋に次の事業を開催する。
【春季事業】
(1) |
てくてくハイク |
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開催予定日: |
4月21日(日)
雨天の場合 4月28日(日) |
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市内コース・郊外コース |
(2) |
ノルディックウォークラリー |
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開催予定日: |
5月19日(日)
雨天の場合 5月26日(日) |
【秋季事業】
(1) |
スポーツフェスティバル |
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開催予定日: |
12月1日(日) |
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会場: |
市内4市民体育館 |
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ニュースポーツの交流会とダンスや体操の発表会 |
(2) |
2019チャレンジDAY |
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開催予定日: |
11月10日(日) 雨天決行 |
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会場: |
千里北公園 |
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リレーマラソン、ノルディックウォークラリー、ファミリースタンプラリーなど、子どもから大人まで、それぞれの目的に応じて楽しく体を動かします。 |
4.各種教室等の開催
健康づくりに関する知識や活動の場を提供するために、次の教室等を実施する。
(1)ヘルストレーニング教室
運動は、生活習慣病を予防する効果が大きく、健康づくりへの第一歩である。生活習慣病を予防するために「生活習慣の改善」が必要な人や、自ら健康の維持・増進を目的とする人を対象に、ストレッチや筋力トレーニングを主体に、ジョギングなどの有酸素運動メニューを組み合わせた、1回90分程度のプログラムを実施する。
会場 |
片山市民プールトレーニング室 |
対象者 |
中学生以下は除く |
実施回数
及び時間 |
週2回 月曜日・木曜日
18:00〜19:30
18:45〜20:15の2部制 |
(2)レディースヘルストレーニング教室
生活習慣病予防のために「生活習慣の改善」が必要と考えている女性や、自ら健康の維持・増進を目的とする女性を対象に、ストレッチや筋力トレーニングを主体にジョギングなどの有酸素運動メニューを組み合わせた、1回90分程度のプログラムを実施する。
会場 |
片山市民プールトレーニング室 |
対象者 |
中学生以下は除く |
実施回数
及び時間 |
週2回 水曜日・金曜日
10:00〜11:30 |
(3)シェイプアップ体操教室
軽快なリズムに乗って、心地よい汗をかき、ストレス解消などに役立てる。音楽を使っての柔軟体操やストレッチ、リズム運動を主体に実施する。
会場 |
片山市民プールトレーニング室 |
対象者 |
中学生以下は除く |
実施回数
及び時間 |
週1回 水曜日
13:30〜15:00 |
(4)ヘルシーウォーキング教室
健康づくりにもっとも取り組みやすいウォーキングの基本を学んでもらい、腰痛、肩こり、骨粗しょう症などの予防にも効果があるダンベル体操も取り入れた運動により健康な身体づくりを目指す。
会場 |
総合運動場 |
対象者 |
中学生以下は除く |
実施回数
及び時間 |
週1回 火曜日(7・8月は休講)
10:00〜11:30 |
※ヘルストレーニング教室、レディースヘルストレーニング教室、シェイプアップ体操教室、ヘルシーウォーキング教室ともに継続受講を基本とし、3か月ごとに新規募集を行う。ただし、屋外で実施するヘルシーウォーキング教室については、総合運動場改修工事のためサブトラックを使用して実施する。また、7月〜8月は猛暑が想定されるため休講とする。
(5)ウォーキング会員事業
生活習慣病予防などに効果があるウォーキングやノルディックウォーキングを日常生活の中で習慣化してもらい、毎月の歩数を記録することで、さらに積極的な身体活動に取り組む意識を高めてもらう。
対象者 |
中学生以下は除く |
内容 |
- 会員登録により、1日約1万歩歩くことを目標に、歩く習慣を生活の中に取り入れていただき、健康意識の向上を図る。
- 年間200万歩達成された人に対し「達成記念証」を授与する。
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(6)健康づくり実践教室
広く市民を対象に、日常生活において正しい「生活習慣病予防の方法」「食事と栄養のバランス」「体力づくりの方法」など、健康づくりについての学習と実践の機会を提供する。
・ |
健康教室
健都レールサイド公園等で正しい運動の方法を学びます。 |
・ |
ウォーキング(ノルディックウォーキング)とヘルシーランチの会運動後、ランチをしながら栄養について学びします。 |
・ |
ノルディックウォーキング講習会
ノルディックウォーキングの効果を学び、歩き方を習得します。 |
・ |
健康づくり講演会
幅広いテーマで健康づくりについて学びます。 |
5.健康情報の収集と提供
市民の健康づくりへの動機づけを促すとともに、個人に適した健康づくりの方法等について、適切な情報を提供するため、情報誌やパンフレット等を発行する。
(1)情報誌「健康すいた」の市内全戸配布
発行予定 |
平成31年8月1日
令和 2年3月1日 |
発行部数 |
8ページ 約177,800部 |
(2)健康パンフレット等の配布
- 「日本列島縦断に挑戦」
- 「健康ウォーキングガイド」
- 「吹田さんちのお買いもの便利帳」
(3)その他
- J:COMでのイベント紹介
- 事業ごとのパンフレット、ポスター、チラシ等の配布
- 庁舎懸垂幕
6.健康づくり調査研究
(1) |
健康づくり事業の進め方について調査研究 |
(2) |
その他 |
7.研修
健康づくりを楽しく安全にすすめるためには、一人ひとりの健康状態や生活環境に応じた健康づくりを指導できる人材が必要であるため、健康運動指導士、健康運動実践指導者の登録更新認定講習会へ参加
させ、さらなる指導の充実と育成、研鑚を図る。
また、職員を公益法人協会による公益財団法人研修会へ参加させ、法改正等の最新情報を収集する。
8.賛助会員制度の普及及び会員の増員を図る
団体及び個人会員に対し、事業団への理解を深めるとともに、幅広く賛助会員加入の呼びかけを行い、事業団の財源の一助とすべく努力する。
9.関係団体との連携強化を図る
(1) |
関西大学をはじめ市内各大学との連携 |
(2) |
ノルディックウォーキング普及に向けた地域スポーツ関係団体との連携 |
(3) |
その他 |
10.国立研究開発法人国立循環器病研究センターの岸辺移転に伴う事業について
令和2年度(2020年度)の実施に向けて、同センターと協議する。